ていたい

雨上がりの朝、久しぶりの眩しいひかりが戻ってきた。きらきらと見えるいつもの景色、雨上がりもありがたい。

散歩に出かけると、雨の後には緑が眩しく、さらに勢いをましているように見える。

この春はぐいぐい進んでいく季節についていけないままだったような気がしている。そんなこともあってか、ここ数ヶ月は少し停滞を感じるそんな期間でもあった。

もうすぐに野外展が迫ってきて、いよいよいろんなものを仕上げていく頃。一度かたちにしたものにあらためて手直しをしたり、確認したり、再び向き合う時だ。もう一度、全体を見てみれば繰り返し、繰り返したこともただ止まっていただけではないのかなとも感じる。今がちゃんとあること、それを感じられたらいいよなと思っている。

繰り返すことに行き詰まりを感じたり、心が動きにくくなったり、そんなことに難しさを感じる今だけれど、目新しいことだけではないことを、地味に向き合い続けることが力になってくれるとすくわれるなあと思う。

ちょうど名球会のyoutubeで藤川さんが話しているのを見ていて、ずしんときてしまった。いろいろな情報が溢れる今、いろんな人がいろいろ言うけれど、つまみ食いで振り回されないこと。大事なことはたくさんある訳ではなくって、突き詰めれば同じところにあるように思った。野球熱の余談でした。