二人展ありがとうございました!ギャラリー七寶

17日までのギャラリー七寶さんでの下本さんとの二人展、お越しいただいた方、オンラインでもご覧いただいた方々本当にありがとうございました。

お手にして頂いたものが、皆さんの暮らしの中の一つとして、ささやかにあり続けてくれると嬉しく思います。静かで何気ない木のものですが、そのぶんさりげなく寄り添ってくれたらと願っています。

会期中にはスタッフの方からもご報告を頂き、お任せすることしかできない中での不安な気持ちも、おかげさまで和らぐ思いでいました。ギャラリー七寶の皆さんには、機会を作って頂いたこと、あたたかくご配慮いただいたこと、本当に感謝しています。

ギャラリー七寶さんよりお写真を頂いたので、記念に様子をご覧ください。

お越しくださったかたが喜んでいた様子を伺ったりすると、とても嬉しくなりました。どんなふうにお使いになるのかとか、くらしの様子とかお話ししたかったなあとしみじみ思いました。新たな文化に触れる経験もきっとかけがえないものなのだろうと想います。

今回は展示のラインナップもアドバイスを頂きながらで、箱型のものが中心となりました。こんなに集中して箱型のものを作ることもなかったので、ちょっと向き合う気合いのハードルは下がったかなあと感じています。木によって合う形があることも数を作るからこそ、実感したところもありました。ただもっと色々なものを見て頂きたかったなあと正直思っています。

まだまだ作れるものの幅が狭いことは実感しています。

どうしても自分なりに落とし込んでいくには時間がかかるし、新たなことに挑戦するには気持ちの余裕が必要です。だけど追われてばかりではつまらない、つまるところは煮詰まるか、行き止まりかなあとも思っています。

自分の範囲を区切ってしまうことなく柔らかく自由にいたい。いろんな物事から刺激、力をもらっているからこそ作ることができることを自覚していたい。なんとなくやりたいと思っていること、まだ違和感を感じていることみたいなヒントから、だんだんとしっくりくるまでコツコツ挑んでいきたいと思いました。たぶんそれが楽しいにつながっていくのだと思っています。きっとそれをご覧いただけるよう励んでいこうと思っています。

ありがとうございました!