ここ最近は曇りがち。また少しづつ季節が動いていっている。
ここのところの籠りがちな生活にもだいぶ慣れてきてしまったように感じる。少し前の、情報などに過敏になっていた頃と比べると、少し麻痺してきたような感じもある。
やはりずっとは張りつめてはいられないので仕方がないけれど、このまま慣れていくことや、やがてまるで元に戻っていくことにはどこかに違和感を感じてしまう。
そんなとき作業中に聞いていたラジオの中で、紹介されていた本では、人はなぜか忘れてしまうことと、元に戻ったほうがいいことと戻らないほうがいいことがあるということを話していて、とても腑に落ちるところがあった。
その時の気持ちや感覚は薄れていってしまうものだけれど、思い出したり、考えたり、時には今と比べたり、確かめたりすることは続けていきたいと思う。
今までよりもまして、偏らないように、固まらないように心がけたいと感じている。
久しぶりに散歩に出かけ、やわらかくいるためにつくること以外の時間を大事に過ごしていきたいなあと思った。