十日市

4、5年ぶりだろうか。コロナ禍のまえに行ったきり、行けていなかった十日市へと出掛けた休日。ただ、甲州だるま欲しさに行っているのだが、ようやっとあたらしいものにバトンタッチできるとあってうれしい。

このだるま、なかなかいい顔をしているなあといつも思い、願をかけてチェストの上を定位置に飾っている。ちなみに工房のなんちゃって神棚にも飾っている。

さて、目を入れよう。長い間ありがとう、またよろしくね。気持ちをあらたにがんばろう。

なんだかこの頃は、思い出すこと、そんなタイミングに出会うことが重なった。いなくなってしまったとしても、思い出して、話せる人がいること。話さなくてもいいのだけれど、また記憶の中で出会えることは、とてもせつないけれど、いとおしくて、忘れようがなくて、どうしようもなくキラキラとしているのだ。この気持ちを大事にしたいなとおもう。