帰りました

今朝の風景。雲間から青空がちらり。

スパイラルさんの在店を終え、帰りました。ガラッと季節が動き、寒いくらいになりました。早くもヒートテックを引っ張り出しました。

これまで展示にお越しいただいた方々、どうもありがとうございました。あたたかいお気持ちとても嬉しく思っています。

たくさんではなかったけれど、いろんなことを共感できる、いい出会いも頂きありがたかったです。昨年もご機会を頂いていましたが伺えずにいたので、はじめて展示の様子を見に行けたのも嬉しいことでした。

引き続き28日まで、より深まった秋に展示を楽しんで頂けましたら嬉しいです。

https://www.spiral.co.jp/topics/spiral-market/selection/sms473_osakenojikan

在店を終えて、お問い合わせを頂いていたお店に伺ったりするなか、あたりまえだけど、それぞれのお店の色、思い、お客さんや環境の違いがあるのだと、よくよく感じました。

作ることはあまり変わらないけれど、使う方につなげていくかたちはまたそれぞれ違っている。それぞれのいろいろな関わりに支えられていること、わかっていたようで理解していたのかなと感じました。

ご機会を頂くたびに、なるべく良いかたちでお応えしたいと思っていました。それでも一人でできることには限りがあります。

どんなふうに使い手の方につなげていきたいのか、もっとよく考えていかなければと思う機会になりました。  

やはり確かな実感が欲しいのだと思います。何度か味わうことが出来たその経験はとても強く、しみじみと作ることを支えてくれているものになっています。そこにまた触れれるように、使い手の方につながっていきたいのだと思います。

気がつくと、素朴でなんでもないようで、確かさのあるものをつくりたいと思うようになりました。それは自分にとって響くものなのだろうけど、それはどんなものだろう、自分にとって確かなことってどんなことだろう、まだまだ全然分からないです。つくること、使うことのなかにある確かな実感、もっとそこをじっくり探っていきたいと思いました。

焦らないこと、少しだけ長い目で考えることが必要かなあ。