一月ももう終わり、いっときの寒さの底は過ぎた感じで、少しづつだけど寒さが緩み始めたようです。工場で感じるお日様の強さも変わってきています。
世の中はどうしても騒がしいけれど、気持ちは三月の企画展に向けて黙々と制作の日々を過ごしています。
年が明けてからは珍しく工場に来客もあって、同世代だったり、まだまだこれからの若い方だったりと、それぞれに刺激をもらうような出来事になりました。
これからについて悩んでいるようで、でも心のうちでは決めている感じもあって、一歩踏み出す前の、踏み出してからの、純粋なところに話をしながら触れられた気がして、自分の経てきたことも思い返したりする機会でした。
はじめの気持ちや感覚、忘れるわけではなくていつの間にか薄れてしまうもの、時折触れて、確かめながら、また一歩踏み出せたらいいなと思う。