おまけ

朝工房に入るととても気持ちがいい。日中は気温が上がるようになってきて、いつの間にか扇風機の前から離れられなくなってきた。

制作に集中するだけ、日常が狭くなってしまうのはいつもの事だ。狭さを感じて何処かへ出掛けて行きたいと思ったりする。

一日の中心に手を動かすことがあるのは変わらないのに、余裕がなくて、そればかりになってしまい、他のことをオマケのように思ってしまったりする。おまけって嬉しいもののはずだ。

勝手に、自分で自分を追いかけていくように思ってしまうのが原因なのだけれど、こればかりは付き合いながらいくしかないのも分かっている。少し先を見てしまっているのかもしれないなあ。

焦らず、たしかめて、今にいたいと思う。