遅くなりましたが、19日をもってヒナタノオトさんでの二人展が終了いたしました。

お越しいただいた皆様ありがとうございました。直にお会いして、反応を頂けた事が本当に励みになっています。この一週間ほど余韻を楽しみながら、またフラットになったように手を動かしています。

会期中はやはり様子は気になりながらでしたが、ヒナタノオトさんが移転前の展示となったことで、これまでこの場に関わった方々が思いを馳せたり、いい時間を過ごせるといいなと思いながらでもありました。在店時にも皆さん様々に空間を味わっているご様子が窺えたことは、滋味深く記憶に残っています。

おかげさまで、あたたかな雰囲気のなかご覧頂けたことも本当にありがたいことだと感じています。

いつもいつも展示の場に伺うと、たくさんの想いや、言葉、刺激を頂きます。

日常とあまりに違うからというだけではなく、人やものと出会いが心をぐるぐると動かすのだと思います。それは場の力を感じるときでもあって、その場その場で重ねられてきた時間があることを感じさせてくれます。

この場に立てて良かったと思えるし、いつかまたこういう場に立ちたいなあと思いました。

戻ってくるところはいつもの場所。それでもなるべく心地よくありたいと思えた機会になりました。

頂いたものを少しでもお返しできるように、日々の制作、日々の暮らしを健やかに過ごしていけたらと思います。つくること、使うこと、暮らすこと、様々な実感をより確かにしていけるよう、なるべく柔らかくありたいと思います。