早くも12月。ここ数ヶ月は制作に集中していたからか本当にあっという間に感じる。数日前から空気も、日の光も冬の様子へとグッと変化していった。毎日過ごしながら見つめていても、変化は時に劇的で気づきがあるものだと思う。
明日はいよいよ富士宮のwazoさんへ搬入と展示の準備へ向かう。もともと陶芸の佐藤さんが動かれてはじまった企画、ここまでの準備ではずいぶんと気持ちを引っ張ってもらったなあと思う。本当に気持ちの良い方で、ありがたい。
手を動かしたなかで見つかったものは、課題とか、足りないことの方がどうしても目を惹くけれど、今の作り方で続けていくために大切なことが身に沁みた期間だったように思う。
最後に作った小さい盆は、普段は避けるような部分から木取りをしました。
見つめているともともと全てでこういう向き合い方をしたかったのだと思いました。一つ一つ。もとに戻って。とらわれずに。
さあ頑張ろう。