春の日

月曜の冷たい雨、火曜の朝見上げた山は白くなっていた。

変わって今日は朝からいい陽気で本当に気持ちがいい。
近くの山の木はぱやぱやとしてきて、薄い緑が目に嬉しい。
ほんといい季節だなあ。

ここへ越してきたのは春で、そのせいかこの季節をよく覚えているのだけれど、午後になると急に風が強くなる。
これは住んでみないと分からなかったことで。
今日は心地がいい日だなあと思っても、不思議と午後からは窓も開けられないくらいに強い風が吹く。

ここは丁度甲府盆地の終わりの場所で、ここから先は険しい山にあたる。そのために風が川に抜けるように集まるのでは?と思っている。

そんなわけで午後からは窓を閉めきっての引きこもり生活になる。
5年前はこんなはずじゃなかったなと思ったものだけど、今は自然にあたりまえになったこと。 毎年毎年気づきなおしだ。

試作中のカップ。
いままでなかなか踏み出せなかった小さいものに取り組んでいる春。