ことしも

14日はことしも恒例の地区のどんどんやき、前の週に地区の人で集まって櫓を作った。毎年毎年、今年は小さめに作ろうと声を掛けていつつ前と変わらぬを繰り返している感じだったけど、今年はいよいよ小さくなったなあって気がした。たいして手伝いにもならないけれど、なんとなく手伝っている風な感じで参加して、今年も火を見られて良かったかなと思った。

災害など心を痛めることが続いた今年のはじまり。多分いろんな人が同じように感じているんだろうなと思う。気持ちが止まってしまった感じはたしかに感じていて、まずは日々変わらずに、手を足を動かそうと思った。少しづつ回り始めた気持ちとともに、目を逸らしたり、麻痺させないとまた止まってしまうようにも感じていて、今はそれもなんだか仕方がないなあと思っている。

先日見た映画PERFECT DAYSがとてもよかった。東京の公共トイレの清掃員を役所さんが演じていて、その繰り返す日々のルーティン、平日と休日のそれぞれのリズム、日常の中の些細な楽しみ、その繰り返しをいつまでも見ていたくなった。それが外からのひょんなことで壊されて欲しくなくて、何かが起こるのが怖いなと思いながら見ていた。人はそれぞれの世界で生きていて、それが重なり合っていること、外から見た世界と、内側から視点、感じること。比べること。見る時によって感じることはさまざまに変わりそうだなと思った。

自分もちゃんとリズムをつくっていこうとおもった休日。